ユニフォームの色

世の中には色彩心理学という言葉があるくらい、色と心理状態は関係していると言われています。例えば、小児科では看護師のナース服がピンクなことがあります。これは、ピンクが温かみのある色であることで、子供たちの治療の恐怖心を取り除くためにピンクが用いられることが多いのです。このように身につける色によってもたらされる心的効果があるのです。

ユニフォームの色を決める際にはこのような心的効果も大切ですが、もう一つ競技の邪魔をしないという必要性もあります。柔道は競技中の判定がしやすいように従来の白ではなく判定のしやすい青が採用されるようになりました。このように競技の判定の正確性を出すために色を決める必要もあります。

しかし、このような競技のルールとして色が指定されていない場合にはチームの潜在能力を十分に発揮するために心理的な働きをする色を用いることが有効です。また、チームカラーがあれば応援する人たちも同じユニフォームを着たり自然そその色のものを身につけたりします。競技中に応援してくれる人たちが同じ色のものを身につけているのを目にすると、それによっても選手は競技中に励まされます。そのような面でもユニフォームの色は重要な意味があるのです。